
『Prestige 164』誌(中国)– BloommingによるClock Delay
中国のライフスタイル誌で紹介されたオランダデザイン
2009年8月号『Prestige 164』掲載
中国のライフスタイル誌Prestige 164は、「What’s Up」デザインセクションにて、オランダのデザインスタジオBloommingのためにBas van Leeuwenがデザインした実験的な時計Clock Delayを特集しました。
同誌はClock Delayを、馴染みのある時計を動きのある機械彫刻へと変える、時間計測の常識を覆すユニークな解釈として紹介しました。
Clock Delay
平面の文字盤に針で時刻を表示する従来の時計とは異なり、Clock Delayは時間そのものの根底にあるメカニズムを可視化します。
デザインは、秒、分、時を表す3つの回転ギアで構成されています。機構を文字盤の背後に隠すのではなく、その動き自体が視覚的な中心要素となります。3つの回転ホイールが重なり合う位置で時刻を読み取ります。
ステンレススチールとアルミニウムで構成されたClock Delayは、エンジニアリング、動き、そして視覚的な詩情をひとつのオブジェに融合させています。
「What’s Up」デザインセクションで紹介
Prestige 164は、世界各地の国際的なデザイン革新やライフスタイルの発見のセレクションとともにClock Delayを紹介しました。
同誌はこの時計を、時計の見た目や機能に対する従来の期待に挑む現代的なオブジェクトだと評しました。内部構造を露わにすることで、Clock Delayはユーザーに立ち止まる時間を促し、時間の流れとより思慮深く向き合うきっかけを与えます。
デザイン哲学
Clock Delayは、現代の製品が滑らかな表面やデジタルインターフェースの背後に仕組みをますます隠していくという観察から生まれました。
機構を可視化し、時刻を読むうえで不可欠な要素とすることで、このデザインは職人技、エンジニアリング、そして好奇心を称えます。時計は、純粋な機能性を超えて機械的な動きの美しさに目を向けるよう、見る人を促します。
瞬時に読み取れる表示を提供するのではなく、Clock Delayはひとときの注意を求めます。時刻を見つけ出すプロセスそのものが体験の一部となります。
製品情報
製品: Clock Delay
デザイナー: Bas van Leeuwen
スタジオ: Bloomming
素材: ステンレススチール、アルミニウム
サイズ: 約35 × 35 × 48 cm
タイプ: 機械式に着想を得たキネティッククロック
国際的評価
Prestige 164への掲載は、Clock Delayの国際的な認知拡大に寄与しました。この時期、同デザインはヨーロッパ、北米、アジア各地の出版物で取り上げられ、家庭で最も馴染み深いオブジェクトのひとつに対する型破りなアプローチとして注目を集めました。
Clock Delayは、コンセプチュアルな思考に遊び心あるインタラクションと強いビジュアルアイデンティティを融合させた製品づくりで、Bloommingの評価を確立するうえで初期の重要なプロジェクトのひとつとなりました。
掲載情報
掲載誌: Prestige 164
国: 中国
号: 2009年8月号
セクション: What’s Up / Design
掲載製品: Clock Delay
デザイナー: Bas van Leeuwen
スタジオ: Bloomming
原掲載の画像キャプション
「BloommingによるClock Delayは、伝統的な時計を、目に見える機械構造として再構築します。時・分・秒を表す3つの回転ギアが交差して時刻を示し、機能的なオブジェクトをキネティック彫刻へと変えます。」